長年そのまま使い続けてきたGmailアドレスに、ついに変更のチャンスが訪れた。Googleは、これまで変更できなかった「@gmail.com」より前のユーザー名部分を編集できる新機能を、一部のユーザーから段階的に提供し始めている。
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過去のアドレスに悩むユーザーに朗報

学生時代のニックネームや、その場の勢いで決めた単語、意味の分からない数字の組み合わせなど、現在の自分には合わないGmailアドレスを使い続けている人は少なくない。今回の新機能は、そうしたユーザーにとって大きなメリットとなる。
これまでGmailアドレスを変更するには、新しいアカウントを作成する必要があり、データの移行や設定の引き継ぎが大きな負担となっていた。しかし今回のアップデートにより、既存のアカウントを維持したままユーザー名のみを変更できるようになる。
データやサービスはそのまま利用可能
ユーザー名を変更しても、アカウント内のデータが失われることはない。メールの履歴やGoogle Driveのファイル、写真などはすべて保持される。
また、Gmailをはじめ、Google MapsやYouTube、Google Playなどの各種サービスにも、新しいアドレスでこれまで通りログインできる。日常的に利用している環境を維持したまま、アドレスだけを更新できる点は大きな特徴だ。
さらに、変更前のアドレスもエイリアスとして残るため、旧アドレス宛てのメールも引き続き受信できる仕組みになっている。
一部環境では注意が必要
便利な新機能ではあるが、すべての環境で完全に問題なく利用できるとは限らない。特にChromebookでは、Gmailアドレスがログイン情報と密接に結びついているため、外部サービスによっては旧アドレスしか認識しないケースがある。
また、Chrome Remote Desktopなど一部のサービスでは、変更直後に正常に動作しない可能性も指摘されている。そのため、アドレス変更のタイミングには注意が必要だ。
ユーザー名変更の手順
Gmailアドレスの変更は、Googleアカウントの設定画面から行うことができる。まず「個人情報」タブを開き、「メール」の項目に進むと設定画面へアクセスできる。
そこに表示される「Googleアカウントのメールアドレスを変更」というボタンから、新しいユーザー名を設定する流れとなる。ただし、この変更は年に1回までという制限があるため、慎重に決める必要がある。
なお、機能は段階的に提供されているため、すべてのユーザーがすぐに利用できるわけではない。現時点で表示されない場合でも、今後利用可能になる見込みだ。
長年の要望に応えたアップデート
今回の機能は、長年多くのユーザーが求めていた改善のひとつだ。新しいアカウントを作成する手間なく、現在の自分に合ったアドレスへ変更できる点は大きな進歩といえる。
日常的に使うサービスだからこそ、アドレスも自分にふさわしいものにしたい。Googleはそのニーズに応える形で、より柔軟なアカウント管理を可能にした。

